北極では地球全体の平均の2倍以上のスピードで温暖化が進んでいます。
実際、夏に残る北極の海氷は、30年前の25％までに減っているそうです。
海水上昇の原因となるのは、北極の氷ではなく、南極の氷（北極の氷は海に浮かんでいるため）であるという意見もありますが、どちらも地球温暖化が引き起こした現象であることにはかわりません。
ちなみに、ずっと凍っていた氷が解けると、中の二酸化炭素が解放されて、地球温暖化の更なる加速につながってしまいます。

10年で半減してしまったホッキョクグマのために、私たちは、次の10年何をするべきか。
考えるときに思い出してほしいのは、
私たちに見えているものも私たちが予測できるものも、結局は氷山の一角に過ぎないことということです。